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「書記能力の向上、記録事務の能率化に資する速記の普及啓発を行って」いる日本速記協会というところがあり、速記の技能を測る試験として、文部科学省が定めた速記技能審査基準に基づいて速記技能検定という資格試験をしています。
速記技能検定の資格は、入門者向けの6級から、プロとして活躍できる1級まで、6つの級。毎年1月、5月、8月、11月の最終日曜日に行われます。
一般的に、速記のプロとして仕事ができるのは、3級以上が目安と言われていますから、速記士として転職・就職したいならとっておきたいですね。
日本速記協会の速記技能審査基準によれば、速記技能検定1級は「会議・座談・講演などを単独で速記することができる」「分速320字を基準として10分間続けて朗読したものを速記できる」、
2級は「会議・座談・講演などの速記の補佐をすることができる」「分速280字を基準として10分間続けて朗読したものを速記できる。」
3級は「口述・電話などの速記ができ、また反訳を手伝うことができる」「分速240字を基準として5分間続けて朗読したものを速記できる」、
4級は「平易な口述や草稿などに速記を活用することができる」「分速180字を基準として5分間続けて朗読したものを速記できる」
5級は「ノートやメモなどに速記を利用することができる」「分速120字を基準として5分間続けて朗読したものを速記できる」
6級は「速記の基礎が習得できていて普通文字よりも速く書くことができる」「分速80字を基準として5分間続けて朗読したものを速記できる」
となっています。速記士として就職・転職するには反訳までしないと原稿にできないので、最低でも3級以上の実力は必要です。速記検定1級のレベルがあれば、転職や就職は大変有利になるでしょう。